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大分・国東のい草「七島藺」の手作りティーマット│グラタンマットにも使えます【青木奈々絵】作家:青木奈々絵(大分県・杵築市)
大分・国東半島のみで栽培される「七島藺(しちとうい)」(い草の仲間)で手作りされたティーマットです。 使い勝手の良い大きさで、グラタンマットや鍋敷きとしても使えます。 青木奈々絵さん作・七島藺の手作りティーマット 3つの特徴もともと稲わらを使ったわら細工の展示・販売などを行なっていた作家の青木さんが、大分県へと移住したのを機に出会ったのが「七島藺」。 手触りがよく、畳のような懐かしい香りも楽しむことができます。美しい網目のひとつひとつからも、手仕事のぬくもりを感じられますよ。 ここからは、こちらのティーマットの特徴をご紹介します。 貴重な「七島藺」を使った美しい編み目![]() 七島藺は、大分県の国東地方だけで生産されます。カヤツリグサ科という植物で、畳の材料にもなる「い草」と似ていますが、厳密にいうと、い草と七島藺は別の種類の植物で、断面の形などが異なります。七島藺は非常に丈夫で、柔道の畳にも使用されてきたそうです。 また、七島藺の栽培はほとんどが手作業。その大変さから、今では生産農家さんも10人に満たないほどなのだとか。 こちらのティーマットは、そんな貴重な七島藺を贅沢に使って作られています。 手触りは、するりとなめらか。美しく精巧な編み目は、ずっと眺めていても飽きません。 懐かしい香り![]() お手元に届いたら、ぜひ袋から出す瞬間を楽しんでみてください。ふわっと、畳の懐かしい香りが広がります。 決してしつこくなく、だけど記憶に残るような優しい香り。まるで天然のアロマです。 そんなさりげない香りもティータイムを彩ってくれますよ。 マルチに使える使い勝手のよさ![]() 素朴でナチュラルな雰囲気のこちらのティーマット。どんな場面にもなじみます。 紅茶にも日本茶にも、コーヒーにも。毎日のティータイムで活躍してくれるはず。 ほかにも、ちょっとしたトレー代わりに使うこともできますよ。テーブルを熱やキズから守ってくれるので、グラタンマットや鍋敷きとして使うのもおすすめです。 青木奈々絵さん作・七島藺の手作りティーマットを使ってほしいシーン![]() のんびりとしたお茶時間にこちらのティーマットを使えば、七島藺の懐かしい香りも相まって、よりリラックスした時間を過ごすことができるはず。 最近では和室の無いお家も増えていますが、ティーマットからあの懐かしい香りを感じられるなんていいですよね。 ![]() 程よい大きさと、絶妙な楕円の形でとにかく使い勝手が良いので、お食事の時間にも大活躍。 こうやって、薬味入れや小鉢を並べても素敵ですよ。 手作りティーマットの作家・青木奈々絵さんからひとこと![]() 作家の青木さんは栃木県ご出身。社会人時代には東京での暮らしも経験しましたが、豊かな自然の中で生まれ育った青木さんにとっては東京での生活がどうしてもせわしないものに感じられてしまったそう。 そこで思い切って仕事をやめてこれからの生き方を考えていた時期に、大分県杵築市内の農家民泊に参加したことが、大分へ移住するきっかけになりました。 滞在先のご家族は、お米や野菜などの食糧をはじめ、身につけるものや住まいまで、身のまわりのものをできる限り自分たちで作り、暮らしに愛着を持って生活している方たちでした。 青木さんはその暮らしを目の前にして「ピンときた」のだとか。 「美しくもたくましく暮らす人と空間を目の当たりにして、自分もこんなふうに生きていきたい、と思うようになりました」(青木さん) ![]() 青木さんは、もともとわら細工に興味があり、東京にいる頃から稲わらを使って製作したものを展示・販売をしたりしていたそう。 大分に来てからもわら細工を続けられたらいいな、と考えていたところ、この地域にしかない七島藺というものがあると知り、移住してすぐに教室に通うようになりました。 今では「杵築七島藺マイスター」という、現在十数名しか持っていない称号も所持されています。 この地域ならではの魅力のひとつでもある七島藺を絶やしたくないという思いから、青木さんご自身も田植えや収穫を手伝いながら作品づくりをしているそうです。 「県内でも知らない人の多い七島藺という素材の魅力を、より多くの人に伝えていきたいと思っています」(青木さん) <作家・青木奈々絵さんのソラミドインタビューはこちら> 素朴で、なつかしさを感じさせてくれる七島藺の魅力を、ぜひみなさんも感じてみてくださいね。 サイズ:縦13.0cm 横27.0cm 厚さ1.0cm <お取り扱いについて>
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