![[山梨県]八ヶ岳南麓の北杜市を訪れて](https://www.soratomidori.jp/wp-content/uploads/2016/04/IMG_6485-1.jpg)
[山梨県]八ヶ岳南麓の北杜市を訪れて
ソラミドスタッフで最初に取材に訪れたのは山梨県北杜市でした。
大都市に住む人の地方移住をサポートするNPO法人のふるさと回帰支援センター(東京都千代田区)が2015年2月10日に発表した「田舎暮らし希望地域ランキング2014」で1位になったのが山梨県で、その中でも最も注目の居住地域だったからです。最新の2015年度調べでは2位だった長野県と順位が入れ替わっていますが、注目の場所であることに変わりはありません。
なぜ注目されるのか?いろんな理由があるようですが、魅力的なポイントは数知れずあります。
・八ヶ岳連峰の最高峰である赤岳がある
・八ヶ岳や甲斐駒ヶ岳といった山々に囲まれ山好きにはたまらない絶景
・南アルプスからのきれいな湧水は超有名!さらに白州のウイスキー製造
・日本一長いといわれる日照時間
・映画にも登場したヒマワリ畑
・避暑地として有名な清里高原
・鉄道最高地点を走り、「八ヶ岳高原線」とも称されるJR小海線
・天然記念物にして日本三大桜として有名な桜「山高神代桜」
日照時間の長さについては北杜市役所にでかでかと横断幕がかけられているほど! なかでも明野地域が日本一の日照時間として有名で、北杜市立明野中学校の「気象観測委員会」による観測活動がきっかけだったと言われています。
北杜市全体で見ると、標高差が激しく場所によってかなり気候がちがっていることもあり、春夏秋冬のさまざまな表情が楽しめるのもいいんです。とにかく素敵すぎる景色が溢れているので絶景に目がない人はぜひ特設サイト「山紫水明」を見てほしい。
グルメもいい。高根町にある「エンガワカフェ」や取材に伺った「カフェくじらぐも」さんは古民家の魅力を活かしていて、あひるや山羊の姿を眺めながら飲むコーヒーは格別の時間です。
小淵沢町にある鰻屋「井筒屋」さんでは創業20年ほどとは思えないほどの情緒と重厚感に囲まれながら、最高級の鰻を満喫できます。
宿場町風情を残す旧甲州街道の台ヶ原宿には、信玄餅で有名な「金精軒」や、日本の名水百選に選ばれた甲斐駒ケ岳の伏流水で名酒を生み出す「七賢」が軒を連ね、古き良きを伝えています。
味わい深い暮らしと山々の風景が魅力の北杜市。まだまだ人気は高まりそうな気配です。
ヤスイ