
soramido style
お気に入りの酒器で冬を楽しむ。
寒い日はおいしくてあったかいご飯が食卓に並びます。そのお供にお酒をいただいて、もっと温まりませんか。 素敵な「酒器」を使って、この冬をあたたかく迎えてはいかがでしょうか。
食欲の秋、読書の秋、芸術の秋。
今年は秋をじっくり味わう前に、一気に冬がやって来るような気配。
とはいえ、冬の味覚を楽しむために引き続き食卓がにぎわう季節です。
気温も低くなると温かい食事が多くなり、一緒にお酒を楽しむ機会もふえてきます。
徳利と片口
冬といえば熱燗です。
首がキュッと細くなっている器がいわゆる「徳利(とっくり)」
語源は様々ですが、この独特の形状によってお酒を注いだ時に生まれる「とくりとくり」という音が由来だとする説もあるそうです。
縁の片方に注ぎ口がついた器を一般的に「片口(かたくち)」と呼びます。
鉢状のものやコップのようなものなどさまざまな形状があり、日本酒の器以外の用途にも用いられる日本の伝統的な食器です。
お酒をいただく時にお店や家庭で使われている多くは「徳利」ですが、今回は「片口」をご紹介します。
片口の特徴
まず口径が大きいのでお酒の香りを楽しめるのがポイントですね。
徳利に比べると熱燗などは冷めやすいかもしれませんが、持ちやすく安定感があり注ぎやすい。

※こちらは焼きおにぎりに出汁を注いでいるところ

こちらは白磁ですので、レンジでそのまま温めることも可能です。
<その他のアテム>
フロストかのこ 小丼 / 刺し子のランチョンマット / 木のスプーン
ガラスの片口
次にご紹介するのはこちらのガラス酒器です。
熱いお料理と一緒に冷酒を楽しむのにいかがでしょうか。
こちらのガラスは「天の川」をモチーフに作られていて、とても美しいのです。
または、おやつの時間にお茶を楽しむのもよいですね。
注ぎ口は作家さんが研究を重ね、たいへん切れ味の良いものになっています。
<その他のアイテム>
白い鉢 / とんすい / オーバルリムプレート / 一輪挿し(角)
この冬食卓に酒器を取り入れて、ぜひお楽しみください。