ソラミドストア

個性がキラリ

ガラスアクセサリー作家さん2名の魅力と作品集【ソラミド店長が推薦】

キラリと美しく輝く透明感で、いつもの服装をさりげなく彩ってくれるガラスのアクセサリー。今回は、ソラミドでお取り扱い中のガラスアクセサリーの魅力や、作家さんのこだわりについてお届けします。


この記事では、ソラミドでアイテムをお取り扱いしているガラスアクセサリー作家さんの魅力をたっぷりとお届けします。

<ソラミドでお取り扱い中のガラスアクセサリー作家さん>
ma.dew (マ・デュウ)さん
hamade stainedglass(ハメイド ステンドグラス)さん

それぞれの作家さんの特徴や、制作にこめる思いとこだわりを聞いたミニインタビュー、魅力的なアクセサリーの数々を、ソラミドバイヤー松橋のコメントを織り交ぜながら盛りだくさんでお届けしていきます。


松橋 京子(ソラミドストア・バイヤー)

短大で服飾を学んだ後、イタリアの生地や服、服飾品などを扱う商社で勤務した経験を持つ。心惹かれるのは、素朴さのなかにこだわりを感じられるもの。趣味は料理と、舞台や映画、お笑い鑑賞。


ソラミド店長が推薦。ガラスアクセサリー作家2名

作家名作品価格(税込)
ma.dew(マ・デュウ)chip フープピアス/イヤリング3,190円
ブロック フープピアス/イヤリング3,190円
dewスクエア ピアス/イヤリング2,365円
花タイル ヘアゴム2,750円
ガラスのヘアゴム3,300円
ドットのブローチ2,750円
縞模様ブローチ2,750円
hamade stainedglass
(ハメイド ステンドグラス)
空と緑のお花のピアス/イヤリング3,850円
まんまるピアス/イヤリング3,080円
空と緑のスクエアピアス3,300円

“出かけるのがうれしくなる”ガラスアクセサリー作家「ma.dew」さん

川では石を集め、森では枝や落ち葉を拾い、家では植物とともに。植物が与えてくれる清々しさや、静寂さ、朽ちる儚さなどを作品のインスピレーションへとつなげながら、アクセサリーを制作されています。
ガラスのテクスチャーを活かした透明感や、シンプルなデザインの中に込められた繊細な造形の数々、やさしい色使いが魅力です。


ma.dewさんミニインタビュー

Q. どんな思いやコンセプトのもとアクセサリーを作られていますか?

A. “光を取り込み草木に纏う露”“きれいでいつまでも見つめてしまう”“さりげなくも誰かを引き立てる存在でありたい”──そんな想いをこめて、いつもそばにある、暮らしに溶け込むような作品づくりを目指しています。

Q. 普段はどんな環境でアクセサリーを制作されていますか?

A. 自宅に設けた2.5帖ほどのワークスペースで作業を行なっています。

Q. モチーフの形や色のアイディアはどんなところから発想を得ていますか?

A. 普段の生活で目に止まったものや記憶に残ったものです。
具体的にモチーフを表現するというよりも、そこから受け取ったインスピレーションをデザインに組込み制作しています。ガラスの表情を活かすことや、着けたときのバランスも大切にしています。ガラスの透明感や色の組み合わせなどは季節の変化で自然に変わることが多いです。なので、私の作品には1点物が多いです。

一見シンプルなデザインですが、その中には繊細な造形美や個性が込められていて、私も初めて作品を目にしたときそのセンスに心を奪われました。

Q. ご自身の作品の持ち味はどんなところだと思いますか?

A. 自由気ままな作品づくりです。定番となり作り続けているアクセサリーもありますが、その時々の発想で生まれる作品もあります。
同じものを数多く作るよりも、自由にそのときの感覚で作るのが好きです。手に取っていただく方にも、そのときの出会いを楽しんでいただけたらと思います。

Q. アクセサリーをつくっていて楽しい、うれしいと感じるのはどんなときですか?

A. イベントに参加したときなどに作品を着けて来てくださったり、気に入ってる作品を教えてくださったり、嬉しくて心が満たされます。家族が増えてからは環境も変わり、更にコロナ禍もあり最近ではイベント参加もなくなりただただ作り続ける日々ですが、SNS等で温かいお言葉をいただいたりして、作り続けてきてよかったなと思います。

Q. ご自身の作品で、ここに注目してほしいというこだわりポイントがあれば教えてください。

A. 密かに着け心地は大切にしています。現在は主にピアスを制作しているので、制作時は着けたときの雰囲気やサイズ感も考えています。また、耳に負担のない金具を選ぶようにしてます。

Q. どんな人、どんなシーンで着用してもらいたいですか?

A. 私の中では特に決めていません。結婚式に着けたいという方がいたり、毎日のようにつけてくださる方がいたり、いろんな方に馴染むアクセサリーであってほしいです。

まさにma.dewさんのアクセサリーは、きちんとしたシーンにも、カジュアルなシーンにも馴染むものばかり。毎日着けたくなります!


chip フープピアス/イヤリング

薄い丸形のチャームが付いたフープピアス/イヤリングです。上品なゴールドの華奢な金具と、みずみずしい透明感のガラスが調和して素敵。ガラスチャームの表面には絶妙なゆがみが施されていて、凹凸に光が屈折してキラキラと美しく輝きます。揺れるタイプのピアスながら、軽やかなつけ心地なのもうれしいポイント。


ブロック フープピアス

立体的な四角いチャームの付いたフープピアス/イヤリングです。しっかりと存在感がありながらもシンプルで洗練されたデザインなので、春夏のすっきりとした首周りのアクセントにも、秋冬にはボリュームのあるニットに合わせても◎。こちらも軽やかな着け心地です。


dewスクエアピアス/イヤリング

丸みを帯びたスクエアの縁に、細かいドット模様がついたかわいらしいガラスのピアス/イヤリングです。クラシカルでキチンと感がありながらも、シンプルなので普段から使えるピアスです。カジュアルな服装にも、ちょっとフォーマルな装いにもマッチします。


花タイル ヘアゴム

ガラスで象ったお花モチーフがかわいらしいヘアゴムです。ドットもストライプも、模様の凹凸があえて裏側に施されています。光の屈折によって表情が変化するのも素敵なポイントです。ゴム部分は太めで、やわらかくやさしい手触りになっています。


ガラスのヘアゴム

ツヤツヤと透明感ある姿がまるで氷のようなヘアゴムです。ガラスのみずみずしくも美しい質感を存分に楽しむことができます。モチーフの表面にはあえて凹凸が施されており、光の屈折によって変化するさまざまな表情を楽しむことができます。光を通し、キラキラと輝く姿がなんとも美しいのです。


ドットのブローチ

ガラスの素材が涼しさを感じさせてくれる、透明感が美しいブローチです。深い海のようなアオは同色のドット、入道雲のようなシロにはミントグリーンのドットが散りばめられています。シンプルにさらりと着たTシャツの胸元に着けても素敵ですよ。


縞模様のブローチ

アオはちょっぴりスモーキーな色味で、夜明けの海のよう。シロは入道雲のようですね。なんだかコーディネートが寂しいなあ……と感じたとき、胸元やストールにブローチをプラスするだけでしっくりくることがあります。すっきりとシンプルなファッションのアクセントになってくれますよ。


ma.dewさんのアクセサリーのお手入れ方法

・メガネ拭きの様な柔らかい布で拭いてください
・ガラス部分だけでしたらアルコールを含ませた布で拭いても大丈夫ですが、金具や接着部分はメッキが剥げたり劣化する恐れがございますのでご注意ください


“お天気の良い日に身に着けたくなる”ガラスアクセサリー作家「hamade stainedglass」さん

数種類のガラスを組み合わせて高温で焼き付けるという「フュージング」という技法を使っているので、模様が一つ一つ仕上がりに違いがあります。
自然がいっぱいのステンドグラス工房で、とても柔らかなデザインとたくさんの色のガラスを使って制作中。


hamade stainedglassさんミニインタビュー

Q. どんな思いやコンセプトのもとアクセサリーを作られていますか?

A. ステンドグラスといえば教会にあるもの、ちょっと高級なもの、というイメージを抱く人が多い中で、もっと身近に、日ごろから身につけられるようなアイテムがあれば、という思いでアクセサリーをつくっています。

Q. 普段はどんな環境でアクセサリーを制作されていますか?

奈良県にある自宅の一室を工房にしています。工房全体は木を基調としたナチュラルな雰囲気で、そのなかで色とりどりのガラスに囲まれながら作業しています。私は「ガラス」という素材そのものが大好きなので、材料のガラス板が並ぶ棚を眺めているだけでいつもワクワクしています。

Q. モチーフの形や色のアイディアはどんなところから発想を得ていますか?

A. 特定のものをモチーフにしているわけではなく、いつも感覚的に「このガラスの色をいちばんきれいに、かわいく見せることができるのはどんな形だろう?」と、あれこれイメージしながら形にしています。

Q. ご自身の作品の持ち味はどんなところだと思いますか?

A. ガラスという固い素材ながらどこかやわらかさを感じるフォルムと、色使いです。
ソラミドさんで販売しているアクセサリーは、ステンドグラスに用いる板ガラスを使って「フュージング」という技法で作りあげています。フュージングは、数種類のガラスを高温で焼き付ける技法で、色の組み合わせや、窯の温度、焼き時間によって溶け具合が変わり、仕上がりの形が変わります。様々な要素を検証しながら、イメージ通りの形に仕上げる点が腕の見せどころです。

hamadeさんのアクセサリーは特に、「2つとして同じものがない」という特別感や、湧き出る愛着を楽しむことができると感じています。ガラスの溶け具合によって現れるひとつひとつの個性が、どれも魅力的です。

Q. アクセサリーをつくっていて楽しい、うれしいと感じるのはどんなときですか?

A. 色とりどりのガラスを使って、相性の良い色の組み合わせを試行錯誤している瞬間が本当に楽しいです。カラフルな色使いになってくると、その分色同士がケンカしてごちゃごちゃとしてしまうこともありますが、バランスよくお互いの色が調和した「これだ!」という組み合わせを見つけられると嬉しくなります。

hamadeさんの作品づくりには、ガラスという素材そのものに対する愛情と、ときには芸術家として、ときには研究者として、素材や色の組み合わせを探求することに常にワクワクされているところが素敵だと感じます!

Q. ご自身の作品で、ここに注目してほしいというこだわりポイントがあれば教えてください。

A. 光が入ったときにキラキラときれいに輝く、ガラスならではの透明感をぜひ楽しんでもらえたらと思います。自分自身が着用しているときはなかなか見るのが難しいかもしれませんが、一緒にいる誰かに「きれいだなぁ」と思ってもらえていたら嬉しいです。

Q. どんな人、どんなシーンで着用してもらいたいですか?

A. 老若男女どんな方にも、どんな場面でも使っていただけるかと思います。ガラスという素材そのものの透明感が、存在感を絶妙なバランスにしてくれるのもあり、少しかしこまった場所でも、日常のシーンにも馴染むはずです。


空と緑のお花のピアス/イヤリング

青色と黄緑色の色使いがかわいらしいガラスのピアス/イヤリングです。お天気のいい休日につけてお出かけしたくなるような、さわやかな色使いです。ガラスの透明感も相まって、顔周りを明るい印象に見せてくれるのも素敵なポイントです。光が当たるとキラキラと輝いて美しいですよ。


まんまるピアス/イヤリング

まんまるのフォルムに散りばめられたカラフルな模様がかわいらしい、ガラスのピアス/イヤリングです。可愛らしいけれど落ち着いた雰囲気があり、毎日気兼ねなく身につけることができます。ちりばめられた模様に、どことなく春っぽさや和の雰囲気を感じられるのも素敵なポイント。着物や浴衣に合わせても素敵ですよ。


空と緑のスクエアピアス

水色と黄緑色の模様が素敵なガラスのピアスです。スクエアの形がお顔の印象をほどよく引き締めてくれ、さまざまなシーンで身につけることができます。こちらも顔周りを明るい印象に見せてくれますよ。


hamade stainedglassさんのアクセサリーのお手入れ方法

・皮脂などでガラスが曇ってきたら、アルコールで拭いていただいてOKです
・金具部分が白っぽくなって場合もアルコールで拭くか、それでも落ちないときはメラミンスポンジでやさしく磨いてください

ソラミドでお取扱い中のガラスアクセサリー作家さんの共通点

ここからは、ソラミドでお取り扱いしているガラスアクセサリーの共通点や、バイヤーの松橋がセレクトにおいて大切にしているポイント

・一見シンプル。けれど個性が光るデザイン
・どんなシーンでも身につけられる使いやすさ
・作家さんの内に秘める熱意とあたたかさ
・自分が使いたい! と思える

について、それぞれご紹介したいと思います。ソラミドが、作家さんからお預かりしている大切なアイテムたちに込める想いを、少しだけ覗いてみてください。

① 一見シンプル。けれど個性が光るデザイン

第一印象はシンプルですが、よく見てみるとディティールのこだわりを感じられたり、さりげなく施された細工が、美しさや存在感を絶妙に引き立てていたり。ソラミドでお取り扱いしているアクセサリーは、そんな「シンプルのなかに、個性とこだわりを感じられる」ものが多いように思います。噛めば噛むほど味が出る……といったように、使い込むほどに新たな魅力に気付かされるような作品ばかりです。

決して派手ではないけれど、気づけば心を掴まれるような存在感がどれも魅力的なんです。

②どんなシーンでも身につけられる使いやすさ

お散歩やちょっとしたお出かけ、ご家族やお友達と過ごす楽しい時間など、毎日のカジュアルなシーンから、結婚式やきちんとしたお食事などフォーマルな場面まで、幅広く使えるアイテムが多いのも特徴。シンプルなデザインとガラスの自然な透明感で、どんなシーンにも馴染んでくれます。

ガラスの透明感やナチュラルな美しさが絶妙にバランスを調整してくれているようで、カジュアルからフォーマルまでさまざまなシーンで身につけることができます。

③ 内に秘める熱意と、あたたかい雰囲気

ソラミドでは、バイヤーがクラフトフェアなどに足を運び、そこで自ら作家さんにお声掛けすることもよくあります。そうやって作家さんとやりとりを重ね、思いを交換していくなかで、ものづくりに込める熱い思いやあたたかい人柄などに触れさせてもらっています。そんな熱意や雰囲気に共感し、純粋に「素敵だな」と心惹かれる作家さんから品物をお預かりしています。

作家さんのなかには、熱量の大きさをどんどん伝えてくださる方もいれば、静かな佇まいの内に情熱を秘めている方もいらしゃいます。そんな素敵な作家さんたちから気持ちのこもった言葉を聞けることが、この仕事の醍醐味です。

④自分が使いたい! と思える

じつは、ソラミドバイヤーの松橋は、普段あまりアクセサリーを身に着けないタイプ。それでも「着けたい!」と心惹かれたアイテムを、ソラミドでお取り扱いしています。ソラミドのバイヤーをするようになってから、アクセサリーが気分を上げてくれる存在になるという実感も得ているのだとか。
アクセサリー好きの方はもちろんのこと、これまでアクセサリーと距離があった方にもおすすめできる、身に着けやすいデザインのものばかりです。

ソラミドでお取り扱いしているアクセサリーは、私もプライベートで着用しています。「今日はこのピアスを着けたいからこの服を着よう」なんて、アクセサリーを主役に服装を決める日も増えました。

こだわりの詰まったガラスアクセサリーで、いつもの服装に輝きを

ガラスならではの美しい透明感や、キラリと光を通す姿が魅力のアクセサリーたち。作家さんの個性が現れる繊細な造形や、どこかやさしさを感じるフォルム、かわいらしい色使いも素敵です。

数々の魅力的な作品のなかから、あなたの気分を上げてくれるような存在に出会えますように。