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くらしの豆知識

お茶殻(出がらし)を活用&再利用!料理・消臭・肥料など8アイディア

お茶を淹れてほっと安らぐ時間を過ごしたあと、急須に残った「お茶殻(出がらし)」、どうしていますか? そのまま捨ててしまうのはもったいないなあ……と思いつつも、使いみちも特に思い浮かばないし……と、ゴミ袋へポイッと捨ててしまっている人、多いのではないでしょうか。 そんな「お茶殻(出がらし)」、じつはいろいろなことに活用できるんです。お料理に使ったり、日常のちょっとしたお掃除に活用したり。お茶っ葉なので、身体にも、自然にもやさしいというのもうれしいポイントです。 今回は、お茶の恵みを最後まで余すところなく活用するための、お茶殻再利用アイディアをご紹介します。

料理にお茶殻(出がらし)を活用&再利用する方法

お茶殻(出がらし)はそのまま食べることも可能です。おすすめは、乾燥させて粉末にしておく方法。ふりかけのように使ったり、お菓子作りに活用したり、さまざまな使い方ができますよ。緑茶特有のほどよい渋みで、お料理の味に深みを持たせてくれます。乾燥させれば日持ちもするのでストックにも便利です。(ただし緑茶にはカフェインが含まれるので、妊娠中の方などは摂りすぎないよう注意が必要です)

<お茶殻粉末の作り方>

1. フライパンでお茶殻を炒って乾燥させる
2. すり鉢で細かく砕き粉末にする

おすすめレシピ1:お茶殻おむすび

<作り方>
1. ごはんにお茶柄粉末と、刻んだたくあんを混ぜ込む
2. 手に塩をつけてふんわりとにぎる

おすすめレシピ2:お茶殻チャーハン

<作り方>
1. 卵は溶きほぐし、熱したフライパンでふんわりと炒めて取り出しておく
2. ソーセージを炒めてからごはんを入れて、パラパラになるまで炒める
3. 塩コショウ、しょうゆなどで味付けして、お茶殻粉末と[1]の卵を入れてサッと炒め合わせる

おすすめレシピ3:お茶殻クッキー

<作り方>
1. クッキー生地にお茶殻粉末を練り込み、好みの形に成形する
2. オーブンorトースターで焼き上げる


日用品にお茶殻(出がらし)を活用&再利用する方法

緑茶には豊富な栄養が含まれるほか、緑茶に含まれるカテキンには抗菌・殺菌作用があるとされ、日常生活のさまざまなシーンでお茶殻(出がらし)を活用することができます。

おすすめ活用法1:緑茶風呂(入浴剤)

お茶パックやだしパックにお茶殻を入れれば、入浴剤として使うことができます。お風呂に入れるとほのかにお茶の香りがして癒やされますよ。お茶の香りには気持ちをリラックスさせてくれる働きもあるのだとか。おうちでのバスタイムにぜひ活用してみてくださいね。

おすすめ活用法2:家庭菜園の肥料

お茶の葉には豊富な栄養が含まれているため、肥料として使っても◎。お庭やベランダで野菜などを育てている場合は、お茶殻を土に混ぜ込んでみてはいかがでしょうか? 混ぜるのが難しければ、植物の根本にお茶殻をまいて、上から土を被せてもOK。ちなみにお茶の香りには虫が嫌う成分が含まれているそうで、虫よけにも効果が期待できるのだとか。

おすすめ活用法3:消臭剤

緑茶に含まれるカテキンには消臭作用もあるとされています。炒って乾燥させたお茶殻をおうちのなかの気になる場所に置いておけば、消臭剤として活躍してくれるんです。靴箱やキッチン、冷蔵庫の中など、いろいろな場所においてみてくださいね。また、炒る前のお茶殻を電子レンジで温めることによって、レンジ内の消臭もできちゃいます。

おすすめ活用法4:シンクの汚れ落とし

こちらもカテキンの抗菌・殺菌作用を活用したもの。お茶を飲み終えて出たばかりのお茶殻をお茶パックに入れて(あらかじめパックに入れてお茶を淹れてもOK)、シンクをこすれば手軽にお掃除ができます。お茶を淹れるたびにササッとシンクを磨くのが習慣になれば、美しい状態を保つことができていいですね。

おすすめ活用法5:水虫対策

カテキンの殺菌作用は水虫の原因菌にも有効だと言われており、お茶殻を足の気になる部分に塗布することで水虫を押さえるのに役立てられるそうです。


お茶の出がらしを活用・再利用するメリットは?

豊富な栄養素が摂れる

緑茶には、カテキン、カフェイン、テアニン、ビタミンCをはじめとするさまざまな成分が含まれています。それぞれ身体にうれしい働きもあり、お茶殻を残さずいただいたり、暮らしに活用することによってメリットを得られます。

<主な成分と作用>
・カテキン…抗酸化、血中コレステロール上昇抑制、 血圧上昇抑制、血糖上昇抑制、抗菌 抗虫歯菌、抗ウイルス、腸内菌改善、抗アレルギー、消臭など
・カフェイン…中枢神経興奮、眠気防止、利尿作用、代謝促進など
・テアニン…リラックス作用など
・ビタミンC…抗酸化、かぜ予防、免疫機能増強など

参考元:公益財団法人 世界緑茶協会(https://www.o-cha.net/kounou/kounoukouka.html

環境にやさしい

最後まで余すことなく使い切ることによって無駄を減らせるほか、自然由来のものを日用品として再利用することで身体や環境への負担も最低限に抑えることができます。

経済的

もともと捨ててしまう予定だったものをおいしくいただいたり、毎日の暮らしに活用することができれば経済的にもメリットが。身体にも、環境にもやさしく、お財布にもやさしいなんて、一石三鳥ですね。


お茶殻(出がらし)を捨てるのはもったいない!

さまざまな使いみちがあり、活用&再利用することで身体にも環境にもプラスになるお茶殻(出がらし)。お掃除など気軽に試せる方法もあるので、これまで捨ててしまっていたという人はぜひ試してみてくださいね。お茶殻を最後まで無駄なく使い、お茶の恵みを余すところなく活用できることを知っていると、お茶を飲む時間をもっと豊かな気持ちで楽しむことができそうです。

今回使用したうつわ