空と緑のくらし店(ソラミド)

福島県会津若松市

ご縁があった会津若松で

自分たちのめざす自然農業!2-2

関西出身のお二人が移住先で農業を始めるきっかけを得て、「ごっつぁんファーム」として福島県会津若松市で日々畑と向き合い、顔の見える販売を基本に地元のお店やイベント出店などで有機栽培の野菜やお米を販売中。お二人の農業への想いや挑戦をご紹介する後編です。

※前編のインタビュー記事はこちらです。
自分たちのめざす自然農業!2-1
http://www.soratomidori.jp/2885/

 

約二日間の滞在で、畑に連れて行っていただき一緒に作業をさせていただきました。

 

個性豊かに育つ野菜たち

伺った頃はちょうどプチトマト、ナスビ、ズッキーニの収穫まっさかり。

皮までしっかり甘い!

スーパーでは決して並ばない「人の顔」したナスも納品します。

それぞれの形をしたズッキーニは自然農業だからこそ

 

この日はなんと野菜の苗に青虫が!

やわらかい苗の葉っぱは穴だらけ。

葉っぱの裏に、小さなたまごがたくさん!

農薬なら散布して駆除しておしまいなのかもしれませんが、自然農業の道を選んだお二人は小さな小さな卵を見つけては一つずつ取り除く作業に終われます。

本当にこまかくて大変な作業です。

しかし手間暇かけた分だけ美味しく出来上がる野菜をたくさんの方に知ってもらいたい、食べてもらいたいという二人の熱い思いを感じる時間でした。

顔の見える販売を選択

2015年に移住して農業を始めたのがお二人。
ごっつぁんファームの野菜やお米を理解して購入してくれるレストランや旅館がふえてきています。

採れたてのお野菜をすぐ納品へ。

どんなに美味しくても個性豊かな形の野菜たちは、スーパーの野菜たちと同じ価格で店頭に並ぶのはかなり難しいのが現状です。それであれば販売先も自分たちで開拓しよう!といくことで、ごっつぁんファームは独自で販路を広げていらっしゃいます。
「顔を知っている方へ販売する」というのをモットーに収穫出来たら販売先へ直接連絡して、納品に伺うというスタイル。独自の販路は友人・知人からのスタートでした。この方法で購入してくださる方との信頼関係を築いていくと、その方からご紹介いただいた所との取引が少しずつ増えていきました。

時間はかかるけれど、確実にファンを増やすためにはこの方法が良いとのこと。

 

 

イベントに出店して販売も

そして「ごっつぁんファーム」として近郊で開催される「音楽フェス」などのイベントに出店し、炊き立てのご飯を販売していらっしゃいます。

 

 

この販売方法とお二人の人柄もあり、ごっつぁんファームの野菜やお米のファンが確実に増え販路も増えるキッカケになっています。

 

 

最後に福島県という土地柄、東日本大震災あとの「線量」について伺わないわけにはいきませんでした。

震災直後の福島の農家さんは取引がほとんど止まってしまった方も多かったそうです。近年それを考えると震災前の8割くらいは戻ってきたように感じますとのこと。

福島は今でも基本お米もお野菜も線量検査の義務があります。
なので、逆に言えば「国内で一番安全な農作物」とも言えると思います、と篤美さんはおっしゃいます。

 

自分たちの畑で自然が循環する農業が理想ですと恵里子さん。
今後もお二人は自然農業を自分たちで模索し、なるべく生活も農作物もシンプルになることを選びながら、やっていきたいとおっしゃていました。

 

実は今年に入ってから、今まで以上に自分たちの農業がかなえられる田畑を猪苗代で借りることが決まり、手続きやお引越し、野菜やお米の苗づくりで大忙しのごっつぁんファーム。

農業大学の生徒さんや興味のある友人が訪れて田植えや収穫の時期にお手伝いをしてもらっています。農業の楽しさ、奥深さを体験しながらいろんな方に農作物がどうやって出来上がるのかを興味を持ってもらいたいという願いがあり、ぜひ農作業の体験をしにいらしてください!とのこと。

 

参加を希望される場合はこちらまで直接ご連絡ください。

ごっつあんファームfacebookページ

 

息子の「五右衛門」も一緒に

 

これからの「ごっつぁんファーム」がますます楽しみです!